
これまでの取組みと実績
2022年から開始したこれらの取組み。
これまで心肺蘇生法やAED使用を学ぶ機会が無かった層が容易にトレーニングを受けられる場をつくり、3年間で延べ約800名が何らかの形(ライブのほか、制作した映像を使用した練習など)で参加しました。
その中でも麗麗の常連ファン層は3年間で最大約10回の継続的な心肺蘇生トレーニングを受けるに至っており、単発の救命講習受講では得られないスキル定着を有した市民を地域社会に輩出しています。
実績1:ライブやイベントでの救命法トレーニング
❶ 『NAGOYA防災ライブ+1』シリーズ
ライブの中に胸骨圧迫やAEDの使い方などの救命法練習を自然に組み込んだ構成で、麗麗の音楽ステージを楽しむ中で救命法を学んでいくことができます。これまで4回開催しました。
救命法のほかにも、大地震や水害、川や海での事故などについても取り上げてきました。




❷ 『しんぱいそせいのうた』の制作
・麗麗メンバーが救命講習を受講したあと、自ら作曲
・BPM100で胸骨圧迫に適したテンポ
・ビジュアル系バンドのテイストではなく、教育番組にあるような誰もが親しみやすい曲調
・ボーカルの紅愛ではなく、作曲担当でギターの夢呂が歌う珍しさ
・YouTubeで無料公開
⇒ YouTubeの千葉県公式PRチャンネルで公開された動画『チーバくんと覚えよう!救命処置(心肺蘇生とAEDの使い方)』の胸骨圧迫練習部分にこの歌が用いられることに(麗麗メンバーが歌ったものではなく、動画のナレーションを担当している女性声優が歌ったバージョン)
※この動画は、後述の麗麗の動画『DERA☆CPR』の設計思想や構成等をモデルに制作されている旨を、動画制作関係者から伺っています。
❸ 屋外イベントや月例ファンイベントでのトレーニング
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防災イベントでの大規模体験や、ファンイベントでの反復練習
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初心者が初めて胸骨圧迫を練習したり、AEDを触ったりする場をつくる




実績2:映像や出版物での啓発
❶ 約3分で心肺蘇生を学び・練習できる動画『DERA☆CPR』
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心停止の判断や119番通報等
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胸骨圧迫
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AEDの使い方
を短くまとめた教材動画を制作し、SNSやYoutubeで公開し、多くの人が心肺蘇生法を学べるきっかけをつくりました。
この動画は、イベント会場での心肺蘇生体験ブースでの実技練習でも使えるように設計しており、アメリカ心臓協会AHAの手法「PWW:Practice While Watching」をふまえ、映像を真似しながら来場者が心肺蘇生法を練習できるようになっています。


❷ フリーマガジン『DERA☆NBS』への掲載
名古屋市防災危機管理局や名古屋市消防局などの監修で制作された防災情報フリーマガジン『DERA☆NBS』に麗麗が全面協力。表紙を飾るとともに、防災や救命に関するさまざまな情報を紙面で発信しました。
2023年9月に紙面版5,000部とWEB版が公開され、紙面版は名古屋市内各区の区役所・支所、名古屋市港防災センター、協力店舗、ライブハウスなど約40か所に設置されました。

実績3:ファンのチカラを発揮したAED登録イベント
公益財団法人日本AED財団のアプリを使ったAED登録イベント『AED758台登録するまで帰れません!? - BLACK & GOLD -』を、名古屋の忍者ラウドロックユニット「忍者隠密隊B.C.A」の協力を得て2024年5月・6月に開催したところ、期間内の登録結果は驚くべきもので
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愛知県:1,393台
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全 国:5,309台
と、日本AED財団が単独開催した過去の同種イベントを大きく上回る成果となりました。
遠方に住むファンもポイントを貯めて企画に参加するなど、「推しの力×社会貢献」の成功例を示すことができました。



実績4:救助者の心のケアへの取組み
救助の現場は、多くの人にとって「非日常」であり、助ける側にも大きなストレスがあります。
一連のプロジェクトを通じてファンたちに救命分野への参画を求める者としての責任を果たすとともに、メンバー自身も最近2度に渡り救護を経験したことから、
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救助者の心理
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不安や葛藤
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救助後のケアの必要性
をライブステージやSNSで複数回発信しました。
さらに、専門団体(NPO法人 AQUAkids safety project)のバイスタンダーサポート窓口と連携し、助けた側の人が傷つかない社会づくりにも向き合っています。



