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​プロジェクトのねらい

市民によるAED使用が日本で始まってから20年以上が経ち、いまや大学生までもが街中にAEDが設置され、学校教育でも救命法が取り上げられるようになっていますが、その上の世代はこれまでに救命法トレーニングを受けたことがない方も多く、地域社会の救命率向上にはその層への効果的なアクションが欠かせません。

しかし、職業上の必要性でもない限り救命法トレーニングを新たに受けようとする動機はなかなか得られないものですし、医療関係者などがこれまでと同じスタイルの講習会などをいくら準備したところで、ターゲットとなる人たちの参加は思うように得られません。

​大きな目標

❶ “普段救命を学ばない人”に届ける
麗麗のファンは小学生から年配者まで幅広く、救命法を学んだことがない人もたくさんいます。そのような人たちにとって「好きなバンドのメンバーが教えてくれる」というのは大きな動機になります。さまざまな層の人に広く救命法を届けることはできないかもしれませんが、狭く・深く学びを与えることは実現できます。
また、「救命」と「ビジュアル系」という、普通は交わることのないものが手を取りプロジェクトを進めることで、より多くの人が興味を持つことにつながります。​

❷ 救命法を学ぶハードルをさげる

  • 好きなバンドのライブに行ったら、音楽を楽しむついでに救命法を学ぶことができる

  • 短かい時間でバンドメンバーといっしょに学べるので、気張らずに学べる

  • 麗麗の楽曲を使って胸骨圧迫の練習ができる

こうした工夫で、参加者が自然に「やってみよう」と思う環境をつくり出しました。

❸ 地域社会の救命率を上げるための仕組み仕掛けづくり

  • アプリへのAED登録を増やして、“AEDが使われやすい環境”をつくる

  • 実際に救助者を増やし、助かる人を増やす

  • 本拠地のライブハウスにもAEDを設置して、地域の救命率を上げる

  • ライブハウスの中での救命のしくみをつくる

などを通じて、地域社会に貢献します。

​このプロジェクトで工夫したところ

❶ “音楽ライブ × 救命法トレーニング” という前例の少ない形
ライブハウスでの公演の途中でメンバーが心停止となり倒れる演技があり、心肺蘇生法の練習がスタートします。倒れたメンバーを救ってライブを続けるというストーリーで、観客は心肺蘇生法の練習に熱中できます。練習用のマネキンなどを10台以上用意しているので、観客はただ説明を聞くだけではなく、メンバー指導のもと実際に心肺蘇生法を練習できます。
 

さらに、胸骨圧迫の練習では最適なテンポの麗麗の楽曲(タマシイデイズ/どえりゃ∞INFINITY/しんぱいそせいのうた/コトノハツナグ)を使い、ファンが練習により熱中できるようにしました。

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❷ “教育工学”を取り入れた本気の設計
科学的根拠に基づき人の学びを促す学問である教育工学の知見を有する弊会メンバーの知見を活かして、救命法をより効率的に・効果的に学べるようにしました。
「楽しさ」や「気軽さ」を打ち出した救命法の啓発は数多くありますが、「科学的根拠」をふまえた取り組みは珍しいのではないでしょうか。

❸ これまで届きにくかった層にアプローチ ⇒ 実際に救助者が生まれている

  • ビジュアル系のファン

  • ライブに足を運ぶ若い人

  • これまで救命に興味が薄かった層

の行動の変化が生まれたことは、非常に大きな社会的成果です。


救命法のトレーニングを取り入れた麗麗のライブに参加したファンが街中で急病人やケガ人にたまたま出会い、その救助に参加したという報告はこれまで3件あり、”推し”を通じた知識や経験が救命現場での行動に変わったことが証明されています。

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